自己紹介
こんにちは。タイミーのデータエンジニアリング部 データサイエンスグループ所属の吉川です。
1年前にタイミーに入社し、データサイエンティストとして日々業務に取り組んでいます。
前職では大手ゲーム会社で全社のCRMや離脱予測のモデル構築を担当していましたが、縁あってタイミーに入社することになりました。
まず入社後のミッションは「データを活用したプロジェクトの立ち上げ」でした。 立ち上げにあたり、何に取り組むか、社内の問題を探索し、下記のようなビジネス面とデータ活用面の2軸で取り組む領域やテーマの選定を行いました。
- ビジネス面:ポテンシャルがあり、ビジネスインパクトが大きいか
- データ活用面:データ量が多く予測モデルの活用などデータ駆動型のアプローチが取りやすいか
具体的な取り組みとして、顧客のスコアリングモデルを構築し、そのスコアを基に顧客フォローを実施するなど、仕組みの構築を行っています。
この記事の目的
ちょうど1年前にタイミーに入社したのですが、応募や内定承諾の意思決定をする時にこんな情報があったら欲しかったと思ったことを2つ、この記事で書きたいと思います。同じようにタイミーのデータサイエンティスト職への応募や内定承諾を迷われている方がいらっしゃれば、その方の一助になれば幸いです。
1. フルリモートで働けるのか?
入社時はフルリモートでしたが、あくまで一時的な状態で、そのうち出社にならないかという不安がありました。
私の転職理由は、前職は素晴らしい職場だったのですが、フル出社体制で片道1時間30分の通勤を強いられていたことが転職理由の一つでした。朝、子どもがまだ寝ている時間に出社しなければならず、子どもとの時間を確保するために転職を決意しました。そのため、新しい職場でもフル出社になれば、同じ問題の繰り返しになってしまうという懸念がありました。
実際に入社して1年経った今でも、入社直後と変わらずフルリモートで勤務できています。データサイエンスグループでは地方にお住まいの方もいらっしゃるので、フル出社になるということは、よほどの大きな経営方針がない限り今のところはなさそうです。
また、タイミーのビジョン、ミッションと照らし合わせても、この柔軟な働き方は今後も続いていくと考えています。
2. 転職をして、人間関係の資産がゼロの中、リモートで業務を進めるのは大変なのでは?
対面での関係性がある状態でのリモートワーク経験しかなかったため、上記のような不安を持ちました。
入社して1年経ちますが、データサイエンスグループをはじめ協働している他部門の心理的安全性が高く、入社前に抱いていた不安は杞憂に終わりました。
プロジェクトの実例
特に他部門との関係性がない中で多くの関係者と合意形成を図りながら業務を進めるのは、リモートだと大変なのではと考えていました。しかし、タイミーの組織はフラットで階層が少なく、コミュニケーションコストが低いため、リモートであってもプロジェクトマネジメントに大きな困難はありませんでした。
例えば、現在他部門と進めているスコアリングのプロジェクトでは、調整に必要な関係者も多くなく、MTGの場で意思決定できるため、ストレスなくプロジェクトを進行できます。
前々職で同じようなプロジェクトを経験しましたが、階層型組織にありがちな「MTGで方針決定後、さらに上位レイヤーに確認する」ということを何度も繰り返しており、意思決定から実行までにかなりの時間がかかっていました。その時との体感差でいえば、同じことが1/3くらいの期間でできたのではないかと思います。
リモート前提の組織設計
また、タイミーはリモート前提で組織が円滑に回るように仕組み化されています。従来の対面を基本とした働き方前提でリモート環境を組み込むと、情報共有の不足やコミュニケーションの断絶など、さまざまな無理が生じがちです。しかし、タイミーは最初からリモート前提での業務遂行ができるようにさまざまな制度設計がされているので、そのような問題を最小限に抑えられているように感じています。
具体的には、MTGはオンライン・オフラインどちらでも参加が可能だったり、ドキュメントを残して情報共有したりする文化が徹底されています。これにより、物理的な距離に関係なく、チーム全体で一貫性のある業務遂行が可能となっています。
データ基盤の整備
さらに、データ部門に限っていえば、タイミーではデータ基盤が整備されているため、BigQueryを叩けば必要なデータを即時に取得でき、これにより、データ利活用におけるコミュニケーションコストが抑えられていると感じています。
自律的な働き方と組織の成長
こうした環境下なので、自発的に課題を見つけ、自律的に動ける人にとってはとてもやりがいのある職場だと思います。階層が少ないことで意思決定が迅速に行われ、社員一人ひとりの意見やアイデアが直接反映されやすい。だからこそ、データサイエンティストは自身の専門知識と創造力を最大限に活かし、新しい取り組みを通じて組織全体の成長に寄与することができます。
加えて、タイミーでは最新のテクノロジーの活用にも積極的で、生成AIなどの取り組みも始まっています。社内GPTなども利用可能で、そうしたものを活用しつつ、業務効率化を進めています。実際、この記事の作成においても、誤字脱字のチェックに社内の生成AIツールを活用しました。
タイミーはデータサイエンティストにとって技術的な挑戦が可能で、組織的な柔軟性もある非常に魅力的な環境だと思います。
以上、1年前の入社時に、当時知りたかった2つのことを記事にまとめてみました。
今、タイミーへの応募や入社を検討中の方にとって、少しでも参考になれば幸いです。
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