Timee Product Team Blog

タイミー開発者ブログ

LeanUXキャンバスがチームにもたらした「共通認識」と「ユーザー指向」

この記事はTimee Product Advent Calendar 2025の2日目の記事です。 タイミーでバックエンドエンジニアをしている桑原です。 突然ですが、LeanUXキャンバスというツールをご存知でしょうか? 今年、いくつかの開発をチームで進める中で、LeanUXキャンバスを…

データアウトプットの“信頼性レベル”の定義と保守対象の明確化

こんにちは、アナリティクスエンジニアのhatsuです。 普段はデータエンジニアとアナリティクスエンジニアからなるDREという組織に所属し、データ基盤を整えたり、dbtを使ったデータウェアハウスの開発などをしています。 本記事では、私が所属するDREで最近…

YAPC::Fukuoka2025に参加しました

はじめに タイミーの神山です。 11/14-15 で福岡工業大学で開催された YAPC::Fukuoka 2025 に参加してきました。 私は当日のボランティアスタッフとして参加しつつ、いくつかのセッションを拝見したので、印象に残ったものをレポートという形でまとめます。 …

Tokyo Test Fest 2025に参加しました!

タイミーQA Enabling Gのkishikenです。 「Tokyo Test Fest 2025」が11月14日に大崎ブライトコアホールにて開催されました。 タイミーには世界中で開催されているすべての技術カンファレンスに無制限で参加できる「Kaigi Pass」という制度があります。詳しく…

Feature FlagのRedis負荷を90%削減した

こんにちは、タイミーでバックエンドのテックリードをしている新谷 (@euglena1215) です。 タイミーのバックエンドでは、Feature Flagの管理にFlipperを使用しており、そのデータストアとしてRedisを利用しています。本記事では、Flipperの値をインメモリキ…

Kotlin Fest 2025に参加してきました!

こんにちは、タイミーでAndroidエンジニアをしている ふなち(@_hunachi)です タイミーの Kaigi Pass という制度を使い、Kotlin Fest 2025 に参加してきたので、その感想などを紹介します! ちなみに、弊社からは @tick_taku と私の2名で参加しました。 聞…

「進捗を更新して」で進捗管理が終わる世界 〜LLMとの協働で変わったプロジェクト運用

こんにちは。タイミーでデータサイエンティストをしている吉川です。 最近、生成AIを使ったプロジェクト管理の仕組みを試しているのですが、想像以上に働き方が変わったので、その体験を共有したいと思います。 TL;DR 「進捗を更新して」の一言で、5つの管理…

LLMアプリケーション向けProduction Readiness Checklistの作成

MLOpsエンジニアのtomoppiです。 データエンジニアリング部 データサイエンスグループ(以下、DS G)に所属し、ML/LLM基盤の構築・改善に取り組んでいます。 概要 2025年4月、タイミーPlatform EngineerのMoneyForestさんが、「タイミーにおけるProduction R…

【現地レポート】Coalesce 2025:Opening Keynote “Rewrite”

こんにちは!株式会社タイミーでアナリティクスエンジニアをしているひろろと、データエンジニアをしているつざきです。 本記事は、二人の共同執筆という形式でお届けします! 現在、私たちはアメリカ・ラスベガスで開催されているdbtの祭典「Coalesce 2025…

スプリントゴールに集中して、価値が駆動出来るチームになるために輪読会を実施しました

はじめに こんにちは!今回は(@arus4869、@yoshi_engineer_ )の2人で執筆しました! この記事では、私達のチームが『スプリントゴールで価値を駆動しよう』という書籍の輪読会をきっかけに、形骸化しがちだったスプリントゴールを「チームの羅針盤」として…

【iOSDC Japan 2025レポート】タイミーエンジニアが注目した最新技術とリアルな開発事例

こんにちは、iOSエンジニアの大塚、山崎、早川(@hykwtmyk)、前田(@naoya_maeda) です。 2025年9月19-21日に有明セントラルタワーホール&カンファレンスで開催されたiOSDC Japan 2025に、タイミーもゴールドスポンサーとして協賛させていただきました。 イベ…

Kaigi on Rails 2025 に参加しました

タイミーの江田、徳富、神山、亀井、桑原、志賀です。 KaigiPass という制度を利用して Kaigi on Rails 2025 に参加してきました。タイミーは昨年に引き続きスポンサーをさせていただき、今年はなんと幸いなことにブースも出させていただきました。今回はそ…

「問い」を「分析」に変える思考プロセス

こんにちは! タイミーでデータアナリストをしているtakahideです。 突然ですが、「この事業を成功させるにはどうすれば?」といった、ふんわりと大きなテーマを渡されて、「さて、どこから手をつけようか...」 と悩んだ経験はありませんか? タイミーでも、…

DroidKaigi 2025 参加レポート〜Part 2〜

はじめに タイミーでAndroidエンジニアをしているふなちです。 本記事は、「DroidKaigi 2025 参加レポート〜Part 1〜」の記事の続きになります! まだPart 1を読んでないよ!と言う方は、ぜひPart 1も読んでいただけると嬉しいです。 本記事(Part 2)では、…

DroidKaigi 2025 参加レポート〜Part 1〜

はじめに タイミーでAndroidエンジニアをしているみかみです。 2025年9月10日から12日にかけて、Androidの技術カンファレンスである「DroidKaigi 2025」が開催されました。タイミーからはAndroidチームをはじめとする複数のメンバーが現地に参加し、今年も昨…

EKS × ARCでつくるGitHub Actions Self-hosted Runner基盤

こんにちは、タイミーでエンジニアをしている徳富です。 今回は、EKS上にGitHub Actions Self-hosted Runner基盤を構築した話をお届けします。 背景:GitHub Actionsへの移行と、新たに見えてきた課題 2024年10月に公開したCI基盤をGitHub Actionsへ移行した…

ながらRuby 会議01に行ってきました!

こんにちは! タイミーでBackendEngineerをしている志賀(@akitoshiga)です! 2025年9月6(土)に開催された「ながらRuby会議01」に行ってきましたので、その様子を振り返りたいと思います! ながらRuby会議には、「Kaigi Pass」という社内制度を利用して参加…

関西データエンジニア/アナリティクスエンジニアMeetup 参加レポート

はじめに こんにちは。タイミーでデータエンジニアをしている chanyou です。 先日、おそらく関西圏で初めてのデータエンジニアリング・アナリティクスエンジニアリングをテーマとしたイベント、 関西データエンジニア/アナリティクスエンジニアMeetup に参…

Devin にインラインコメントでレビューさせたい

こんにちは、タイミーでバックエンドのテックリードをしている新谷 (@euglena1215) です。 タイミーでは、開発効率を向上させるため、Devin や Claude Code Action といった AI ツールを活用してコードレビューの自動化を進めています。 Claude Code は「イ…

亀井がスクラムフェス仙台2025に行ってきました

はい、亀井です。 インターネット上では、yykamei(わいわいかめい)という名前で活動しています。所属はタイミーです。 Kaigi Pass を利用してスクラムフェス仙台2025に行ってきましたので、参加レポートという形でこちらに投稿しています。 まずは、スクラ…

【イベントレポート】「AIで変わるPdMの役割 - 思考する力が武器になる」

8月6日、タイミー、UPSIDER、カケハシの3社共催による「生成AI時代のPdM - 活用と未来戦略」と題したイベントが開催されました。本イベントでは、プロダクトマネジメントにおける生成AIの活用と、それに伴うPdMの役割の変化に焦点が当てられました。本レポー…

その情熱に心打たれて〜スクフェス大阪2025での気付き〜

タイミーQAEnablingチームの松田(@yoshi_engineer_)です。 先日、私の地元で開催されたスクフェス大阪に参加してきました! スクラムフェスに初めて参加したのは去年のスクラムフェス大阪24でして、その時の感動と熱が忘れられず、25年度も参加することに決…

部署横断で学びを加速する。タイミー物流業界勉強会レポート

こんにちは。データアナリストのtomitaです。 先日、社内のPdM(プロダクトマネージャー)とアナリストが中心となり、当社にとって重要な業界の一つである物流業界に関する勉強会を開催しました。 今回は、その内容と、そこで見えてきた当社の魅力についてご…

GitHubマージキューのエラー通知

こんにちは、タイミーでPlatform Engineerをしている近藤です。 マージキュー上のエラー通知について GitHubのマージキューは、チームが効率的かつ安全にコードをリリースするために欠かせない仕組みです。特に、大規模なチームや頻繁にコードをデプロイする…

GitHubマージキューTIPS:キューの詰まりを可視化し、デプロイフローを最適化する

こんにちは、タイミーでバックエンドのテックリードをしている新谷 (@euglena1215) です。 GitHubマージキューTIPSシリーズ、前回までに、マージメソッドの制約やCIの高速化といったTIPSを共有してきました。今回は、マージキューのポテンシャルを最大限に引…

GitHubマージキューのRulesetsの非互換性:bypass機能が使えなくなる問題

こんにちは、タイミーでバックエンドのテックリードをしている新谷 (@euglena1215) です。 このシリーズでは「モノリスRailsにマージキューを導入してデプロイフローを安定させる」の続編として、導入時のTIPSを紹介しています。前回は「GitHubマージキューT…

GitHubマージキューTIPS:CIの実行を最適化し、障害対応を10分高速化する

こんにちは、タイミーでバックエンドのテックリードをしている新谷 (@euglena1215) です。 このシリーズでは「モノリスRailsにマージキューを導入してデプロイフローを安定させる」の続編として、導入時に工夫した点や直面した課題をTIPS形式で紹介していま…

GitHubマージキューの制約:マージメソッドが1つに強制される

こんにちは、タイミーでバックエンドのテックリードをしている新谷 (@euglena1215) です。 先日公開した記事 「モノリスRailsにマージキューを導入してデプロイフローを安定させる」 では、多くの開発者が関わるモノリスリポジトリのデプロイフローを安定さ…

マージキュー対応の概要

GitHubマージキュー導入時のGitHub Actions CI設定変更 こんにちは、タイミーでPlatform Engineerをしている近藤です。 今回は、GitHubのマージキュー(Merge Queue)に対応するために、GitHub ActionsのCI設定を修正した話を紹介します。 TL;DR GitHubのマ…

モノリスRailsにマージキューを導入してデプロイフローを安定させる

こんにちは、タイミーでバックエンドのテックリードをしている新谷 (@euglena1215) です。 タイミーのバックエンドは、多くの開発者が関わるモノリスなRailsアプリケーションを中心に構成されています。本記事では、このモノリスリポジトリのデプロイフロー…