Timee Advent Calendar 2024 6日目の記事です。
タイミーでスクラムマスター(以下、SM)/アジャイルコーチを担当している正義です!
この記事では
- 学習したことや学んだことは、どんどんアウトプットするといいよ!
- どのようなアウトプット方法があるのか?
というお話をします。
なぜアウトプットをするのか?
1. 自身への定着
それは「学習に対する能動性を向上し、自身の記憶としてより定着させるため」です。
よく見かけるラーニングピラミッドのように、能動的な活動になるにつれて定着しやすくなります。
また、活動によって学習に対するアプローチの深さが変わってきます。 https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/004/siryo/__icsFiles/afieldfile/2015/09/04/1361407_2_4.pdf
必ずしも一定の深いアプローチをしていれば身に付くわけではなく、学習する内容によってアプローチの手法は変わってきますし、効果的に定着するかはアプローチとの相性によっても異なります。
学習を定着させるために重要なのは「多角的に、能動的に学ぶこと」です。 そのため、色々な学習に対するアプローチを積極的にしてみることで、自身への学びをより効果的にすることができます。
2. 自身の活動のログとなる
自分の学習・経験をログとなる形で残すことで、自分自身で振り返ることができます。 また、その内容は他の人にシェアできたり、自身の今後の評価材料にもできます。
どのような学びのアウトプット方法があるのか?
1. ブログでの発信
ブログでの発信はじっくり考えを整理でき、任意のボリュームでの記述が可能です。
また、図・表・写真など、視覚的な情報も載せられます。
私の場合、ブログの記事を最後まで書くのは意外とパワーが必要となってしまうので、「やるぞ!」という気合がないとどうしても後回しにになって、投稿が遅れがちになります。
同じような状態に陥りがちな方は、期日を設ける/体験した翌日には投稿するなどの個人的なルールを設けることをおすすめします。
https://note.com/rakuraku_justice/
2. Xでの発信
Xでの発信は文字数が限られているため、知見や考えたことの要点のみをまとめることに役立ちます(課金していない人限定)。文量が少ない分、ブログよりも気持ちのハードルを下げて投稿できます。 また、図・表・写真など、視覚的な情報も載せられます。
私の場合はカンファレンスなどで得た情報をサクッとメモがわりに投稿しています。 その情報を元に、あとあと見返してブログなど他のアウトプットにつなげたりしています。
3. カンファレンスプロポーザルでの発信
主にRSGTやスクラムフェスなど、特定のカンファレンスに限られるかもしれませんが、プロポーザルを募集していたりするので、テーマに沿った内容を記載して発信します。
ブログと違う点は、完全にフリーな場ではなくカンファレンスごとに、ある程度テーマや書き方が定まっていることです。
私の場合は、カンファレンスを一つの区切りとして、そこまでに得た知見と関連する経験を記載して投稿してみることが多いです。 (登壇につながれば、さらなるアウトプットもできる!)
いざ登壇したいとなっても、うまく書けなかったり、書く内容が思い浮かばなかったりするので、ひとまずカンファレンスプロポーザルは書けそうなら書いてみることをおすすめします。
https://confengine.com/conferences/scrum-fest-osaka-2022/proposal/16594
4. 登壇する
カンファレンスやコミュニティイベントでのLT会などの場で、登壇できるならば登壇してみましょう!
登壇による学習の効果は高いと考えています。資料をまとめるだけでも一つのアウトプットですし、それを自身の言葉で発表することは更なるアウトプットや情報の整理につながります。
また、Q&Aの時間で質問してもらえたらラッキーで、瞬時に色々と考えた上で自分の言葉にする経験を得ることができます。
このように登壇では複数のアウトプットを体験できるので、機会はどんどん獲得してたくさん登壇しましょう!
5. Podcastなどのラジオ形式での配信
1人もしくは数名でラジオ形式の収録を行い、編集と配信をします。
個人的には、一番アウトプットが楽に感じています。一緒に収録してくれる人がいれば、テーマに対し議論しているだけでアウトプットにつながります。
編集は少し時間がかかります(30minのラジオに対して1hほど)。しかし、失敗したりおかしいと感じたりする部分はカットできるので、安心して収録できます。
ブログを書くよりも準備や考えることが少なく始められるので、おすすめです!
https://creators.spotify.com/pod/show/yoriyokufm
他にも色々なアウトプット方法がある
- エンジニアやデザイナーであれば業務外において趣味で創作をする
- 仕事で得た知識を別の場で活用してみる
- 1on1や数名の場で議論をしてみる
一つの形に絞るのではなく、色々な形式を試してみることで自分に合う形式を見つけられるかもしれません。
最後に
臆せず、アウトプットすることが大切です。
「自分が話してもすごい経験があるわけでもないし…」
「誰かがすでに記事にしていそうだし…」
と、考えてしましい、アウトプットをしないのはもったいないです。
あなたの経験には、必ず価値があり、誰かの役に立ちます。
まずはどんな形でもよいので、発信してみて自分の学習のためのアウトプットにチャレンジしてみましょう!
いつかそれが誰かの役に立っていると気づく日がきっときます!
私のTimee Advent Calendar 2024 Day 6は終わりです!
引き続き、明日の記事も是非読んでみてください!