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メンバーの相互理解を深めるためにDSグループでやっていること

この記事はTimee Advent Calendar 2023の7日目の記事です。

qiita.com

こんにちは、データ統括部データサイエンス(以下DS)グループ所属の小栗です。

本記事では、メンバーの相互理解を深めるためにDSグループで取り組んでいる施策を紹介します。

そもそもの課題感

以下の要素により、DSメンバー間の相互理解が今後難しくなりそう…という課題感が当時あり、諸々の施策をスタートさせました。

  • フルリモート前提の働き方をしている
  • チームメンバーの数がすごい勢いで増えてきた(1年で2.5倍に)
  • メンバーがそれぞれ担当する部署横断PJがいくつも並行に走っており、逆にチーム内での接点が少なくなってきた

メンバーの相互理解を深めるためにやっていること

データ統括部やDSグループで取り組んでいる取り組みは他にもたくさんありますが、今回は以下の2つに絞って紹介します。

  1. スキルマップ共有会
  2. ストレングスファインダー共有会

スキルマップ共有会

スキルマップとは、業務に関係あるハードスキルとそれに対する各メンバーの習熟度を可視化するツールです。

スキルマップの作成・共有をする目的は主に2つあります。

  1. 各メンバーが持つハードスキルを把握し、相互理解に繋げる
  2. 業務に関係あるスキルと、そのスキルに自信がある人を把握できるようにする

具体的には、下図のようなスキルマップをスプレッドシートで簡単に作成しました。

スキルマップの一例

社内や社外のスキルマップを参考にしつつも、タイミーのDSグループに強く関係するスキルや技術を独自にピックアップしています。

具体的には、「データサイエンス」「データエンジニアリング」「ビジネス」「アカデミックドメイン」「業界ドメイン」の軸でそれぞれ10~20個ほど要素(≒ スキル)を選定し、軸ごとにスキルマップを作成しています。

また、スキルの習熟度とは別に、「今後伸ばしたい」スキルも可視化するようにしています。

工夫した点(というか難しい点)として、各スキルの習熟度に対して厳密な基準を設けない形にしています。

厳密な基準を設けるのは難しいこと、そして、相互理解が目的なのでメンバーそれぞれの各スキルに対する「自信度」がザックリわかればいい、といった理由から、現在の形で運用しています。

定期的に各メンバーはスキルマップへの記入を行います。

その後に共有会を開催し、1人ずつ自分のスキルを発表して、それに対する感想や質問をする、という形で運用しています。

共有会で各メンバーの保有スキルや今後伸ばしたいスキルが分かるため、それを通して相互理解が深まり仕事がしやすくなる、という想いで運用しています。

ストレングスファインダー共有会

ストレングスファインダーは、米国のギャラップ社が開発した「強みの診断」ツールです。

WEB上で診断を受けると、34の資質の中から自分の強みや資質を知ることができます。

スキルマップはハードスキルに着目していましたが、ストレングスファインダーではソフトスキルに焦点が当たっており、DSグループでは棲み分けをする形でどちらも運用しています。

新メンバーがオンボーディングの過程で診断を受けるフローになっており、メンバーが増えるごとに都度共有会を開いています。

共有会では、1人ずつ自分の強みを発表して、それに対する感想や質問をする、という形で賑やかに開催しています。

また、診断結果を盲目的に信じて決めつけたコミュニケーションをするのではなく「この診断結果は的確/そうでもない」といった会話も挟むなど、あくまで診断結果を踏み台にして生まれる会話によって相互理解を深めています。

ストレングスファインダーの診断結果を通して、普段の業務では把握できない各人の「強み」や「考え」がわかるのが魅力だと思っています。

※データ統括部BIチームのyuzukaさんが執筆したストレングスファインダーに関するアドベントカレンダー記事もあるため、そちらもぜひご一読ください!

おわりに

この記事では、DSグループが実施しているメンバー相互理解のための取り組みを紹介しました。

データ統括部およびDSグループは今後もメンバーを増員する予定なので、施策をさらにアップデートしていきたいと考えています!

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