Timee Product Team Blog

タイミー開発者ブログ

タイミーでOSTを開催しました

こんにちは! Agile Practice Teamでプロセス改善やアジャイルコーチとしてチームの支援を担当しています、吉野です。 2024年4月にタイミーに入社後、初めてオフラインにて社内のOST(オープンスペーステクノロジー)イベントを体験してきましたので、レポートします。

今回お話しする内容

  • どんなイベントを行ったのか?
  • タイミーでのOSTはどんな雰囲気で開催されたのか?

を、お話ししていきます!

どんなイベントを行ったのか?

今回開催されたイベントの概要

という形式でのOSTが開催されました。

参加者について

タイミーのプロダクト開発組織に関わっている方の中から参加希望者を募っての開催でした。先陣を切って動かれていたrazさん、 りっきーさんの一声で、20人近くの人が一気に集まりました!(しかも3日ぐらいで!すごい!!)

結構OSTとか慣れているのかな?と思いながら当日参加したところ、なんと今までOSTを経験したことのある参加者は1/3ほどでした。

OSTの様子

私はまだ社内のオフサイトイベントに参加していなかったので、応募時点ではみんなのモチベーションがどれぐらい高いのかわからずの参加でした。

未体験のイベントにオフサイトで参加することには、一定のハードルがあると思っていましたが、一気に参加者が集まり「みんなのイベント参加へのオープンさ」を感じることができました! イベント参加や勉強へ前向きな環境は、その場にいてめちゃくちゃテンションが上がります!

タイミーでのOSTはどんな雰囲気で開催されたのか?

どんなOSTだったのか?

枠としては、15分区切りの4枠にて開催されました。

お題がめっちゃ出てきた!

OSTの原則として、

💡 OSTの原則の一部

  • いつ始まろうと、始まったときが適切なときである
  • いつ終わろうと、終わったときが終わりのときである

があるので、1枠の長さはそこまで気にしなくても良さそうと思いつつ、15分という時間は自分が経験してきた中で一番短い時間だったので、どうなるのかな?忙しくならないかな?と少し心配でした。

ですが、そのような心配は杞憂に終わり、15分の中でみんなポイントを絞って議論したり、時間が足りなかったら自分たちでテーブルや場を用意して議論を継続したりしていました。

全体の時間としても1.5h(マーケットプレイスを含めず)という短時間での開催でした。 そんな中、各々が自主的に話したいことを話して時間を最大限に活用したOSTらしいOSTだったと思います。 (運営されていたお二人も、ひたすら運営に集中、というわけではなく話し合いにも参加して自身でも楽しむスタイルで立ち回られていました!)

どんな雰囲気だったのか?

タイミーでは、プロダクト開発に関わる多くの方がフルリモートでお仕事をしています。 そのため、今回オフサイトで集まった直後は「ワイワイ!ガヤガヤ!」というわけではなく、少し緊張している空気を感じました。

しかし、オフサイトイベントへ自主的に参加されていることもあり、いざOSTが始まると自己紹介や自身が向き合っているお仕事の紹介など、積極的にコミニュケーションを取りにいっていました。

最終的には、お互いの悩みに共感する声や、笑い声が多く飛び交い、一体感を感じられるイベントになっていたと思います。 「初めまして」とか、「社内イベントへの参加が初めてなんです」という声も多かった中、2hもしないうちに熱量の高い場になっており、人見知りな私も最後はすごく楽しませて頂きました!笑

今後のイベントにも期待をしていきたいプロダクト開発組織

私は社外のオフサイトで開催されるコミュニティイベントへの参加が好きで、よく参加しています。

社内でも、何かイベントが開催できないかな?もしくは開かれたら参加できないかな?と考えていたところ、今回のOSTイベントへ参加しました。 初めての参加でしたが、熱い議論をしたり、同じ組織の人との繋がりができたりと、とても有意義な時間を過ごすことができました。

普段からリモートでお仕事しているからこそ、オフラインで集まれた時はコミュニケーションを重視する時間に対しての熱量は高くなるのかなーと思いました!

今後も、社内のオフサイトイベントが立ち上がれば積極的に参加していきたいですし、自分でも何か開催してみたいと思います!


あわせて、主催であるりっきーさん、razさんのご感想です!

OSTにかける思い

スクラムマスターをやっているりっきーです。

弊社はフルリモートの環境のため、会議の集中力を阻害する要因(Slackの通知だったり、会議とは関係ないことを勧めたり)が多いと感じています。そこで、どのような設計であれば参加者が集中できるかを模索した結果、OSTに辿り着きました。

OSTが優れている点は「自分自身で興味あるテーマを公募する / 自分自身で興味あるテーマにサインアップする」に集約されています。誰かに呼ばれて会議に参加するのではなく、”自分自身”でアクションを起こさなければ会議がうまくいかないので、参加者としても集中して会議に参加できる環境になると考えています。

今回は最もやりやすい環境であることと、全社のイベントで出社する機会があったのでオフラインで開催しましたが、オンライン環境ではより効果が発揮できると思うので、今後は回数を増やしていければと思います。

初参加でもあり、初運営のOST、うまくいってよかった

どうもスクラムマスターやったりエンジニアやったりしてるrazです。今はエンジニアをしております。思いつきでやってみたいと言ったところ、2人や参加者の協力のもとOSTを開催できました。僕の記憶してる範囲では社内で実施するのは初めてだったと思います。

OST開催の動機

今回、全社のイベントがありオフサイトで集まる機会がありました。その会までの時間の使い方として提案させてもらいました。普段フルリモートだったり、違うチームだったりであまり会話する機会のない人も参加してくださったのはとても嬉しかったです。

なぜOSTなのか?の理由は3つあります。

  1. 実は自分が未経験で興味があった
  2. 毎週開催してるアジャイル相談会の様子から、普段話せてないことが色々ありそうだった
  3. 雑に大人数集めて開催してもなんとかなりそうだから

1と3はあまり説明することもないので省略しますが、2のアジャイル相談会について補足します。

アジャイル相談会とは、毎週水曜の夕方ごろにりっきーさんが主催してくれてるその名の通りアジャイルとかスクラムに関して気軽に相談していい会です。ただ、実際にはアジャイルとかスクラムの枠にとらわれず、組織論やマネジメントといった様々な内容で会話しています。その中でも、組織全体に関わることは、話す機会が少ないんだろうと感じていました。そこで、熱量のある人たちが集まって会話できるOSTをやれたらいいのではと思って開催しました。

開催してみた感想

一応運営ではあるので、全体の様子をみながらではありますが、極力会話に参加してテーマを盛り上げていきました。経験者が1/3程度いましたが、半数以上は未経験で何もわからない状態での参加でした。しかし、みんなの自主性の高さがあってか、初回セッションから盛り上がっていて安心しました。自分もその様子に安心できたので、2セッション目以降はより会話に集中できたと思います。途中会話に夢中になりすぎてタイムキープを忘れていたほどです笑。

みなさん初めての開催にもかかわらず適応能力が高いので、事前に出したテーマじゃないことに転換していて、会話を楽しんでいると感じました。個人的にはもう少し「どうしよ?」感に包まれるんかな?と心配してたのですが、杞憂でした笑

次回開催なるか?

今回、準備期間も会自体も短い中での開催でしたが、思ったよりも盛り上がってましたし、個人的には成功したんじゃないかと思ってます。いい成功体験になったと思うので、次回開催に向けて思っていること3つあげて、僕の感想を終わりにしようと思います。

  • フルリモートへの適応
  • 多種多様な役職や職種の人の参加
  • 組織を変革していくアクションを生み出せる会へ

フルリモートへの適応: タイミーのプロダクト開発組織は、フルリモートなのでリモートでも開催してみてもいいかなとは思いました。ただ、実際に運営してみてオフサイト環境だからこそ成り立っているものがありそうとも感じました。四半期に1度くらいのペースで、オンラインとオフラインを交互で開催できても面白そうです。

多種多様な役職や職種の人の参加: 急な呼びかけなのもあって参加できたメンバーは限られていました。組織に存在している様々な役職や職種の人が充足できてない状態でしたので、次回はより多種多様な人に参加してもらえるような会を開催できたらなと思います。

組織を変革していくアクションを生み出せる会へ: 会話メインで会は終わりました。しかし、もう少し時間を長くとれれば、会話も深まりますし、具体的なアクションを生み出したりして、組織やチームに変化をもたらす会にもしていけると思うので、そういう会を目指せればと思います!


以上レポートでした!

ハピネスドアもハッピー感想めっちゃ多かったです!