はじめに
こんにちは! タイミーのデータアナリストのYoです。
今回は、社内で実施した「Looker講習会」を紹介させていただきます。
ご紹介する内容は以下になります。
Looker講習会について
なぜLookerか
Lookerとは、Google社が提供するBusiness Intelligenceツールです。
弊社では以下の観点から、社内のデータ利活用ツールとしてLookerを採用しています。
- SQLを書くことなく、データが確認できる。
- 閲覧する人によって、利用するデータの定義に相違が生まれない。
- 一つのBIツールで様々な観点から、データの活用ができる。
なぜ講習会を実施したか
社内のデータ利活用ツールとしてLookerを採用した一方、Lookerを実際に利用できる人が少なく、またどのようなことができるかもわからないという状態になっていました。
そのため、主に以下を目的とし、講習会を実施しました。
- 新規Looker利用者の増加
- 既存Looker利用者のスキル底上げ
講習会の内容について
先述の通り、タイミーでは、Looker自体を実際に利用できる人が少なく、どのようなことができるかもわからないというメンバーが多い状態でした。
そのため、Lookerの編集権限を持つ営業組織のメンバーを対象として、以下のような内容で講習会を実施しました。
Lookerを利用する前に、テーブルや、Lookerで利用できるデータの構造について共有しました。
また、上記をベースとしてLookerの利用方法の説明と、ハンズオン形式での演習を実施しました。
実施後の反響について
50名弱の方に講習会へ参加をしていただき、アンケートを通して以下のような声をいただきました。
残課題
社内のデータ利活用に向けて、一定の効果があった一方で、残っている課題もあります。
- 1回限りの講習会の実施だったため、今後新しく入社した方へLookerが浸透しない。
- 基礎的な講習会だったため、応用的なLookerの使い方を網羅できていない。
上記の課題の解決に向けて、継続的な講習会の実施や新入社員のオンボーディングへの組み込み、レベル別の講習会実施などを検討していきたいと思います。
まとめ
Looker講習会の紹介はいかがでしたでしょうか。
一般的に社内でのデータ利活用が進むと、データを元にした意思決定が広まっていく一方で、意思決定の基礎となるデータのガバナンスが取れないなどの問題が発生します。
その中で、データアナリスト側がコントロールできるBIツールの講習会を実施することで、データアナリストと社内の他のメンバーの両者にメリットがあります。
データアナリストとしては、単純なデータ抽出依頼ではなく、より高度な分析に注力できます。
また、社内メンバーとしては、データアナリストに依頼をすることなく、自身の意思決定に正確なデータを利用することが可能となります。
タイミーは事業、組織ともに拡大傾向にありまして、データアナリストが活躍する機会が多く存在しています。
これからもデータアナリスト発信で社内のデータ利活用に貢献できる仕組みを展開することで、事業の成長に貢献したいと考えています。
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