Timee Product Team Blog

タイミー開発者ブログ

英語力がチームを変える:オフショア開発を成功に導いたエンジニアの学習体験記

はじめに

こんにちは、バックエンド・エンジニアのMaxx (マックス) です。

私は現在、オフショア開発チームのブリッジ・エンジニアという役割でプロダクト開発に携わっています。

本記事は Timee Product Advent Calendar 2025 の12日目の記事として、私が2年前から取り組んでいる英語学習の体験を共有します。

英語を学習している方々の参考になれば、または興味がある方々が学習を始めるきっかけになればうれしいです。

オフショア開発チームと英語

「チームの生産性を上げ、成果をたくさん出し、そしてそれを価値につなげていくには私に英語力が必須だ、やるしかない!」

これは私がオフショア開発チームに携わって感じてきたことで、また英語学習のモチベーションを維持させてくれているものです。

私が所属するオフショア開発チームは、私とオフショア先の外国籍の方々で構成され、共通言語は英語です。私の役割は、チーム内の作業管理、チーム内外の中継、またエンジニアとしての技術的な支援などで、情報伝達と意思疎通が必須です。

これらを怠ると、理解の浅さによる考慮漏れ、誤解による手戻り、信頼性の不足または心理的な壁によるモチベーションの低下などを起こします (昔も今もときどき起こります) 。

オフショアメンバーの中に日本語話者がいるので通訳をお願いできるのですが、複雑な仕様や設計の意図などの技術的な話題の場合は、エンジニア間で直接話したほうが効率がよいですよね。

ということで、チームが上記のような問題を防ぎ、よい成果を出すためには英語でのコミュニケーションが必須な環境なのです。

英語学習の動機と目標

そもそも、なぜ英語学習を始めたのか、その根底にあるのは、単純な「好奇心」と「向上心」でした。

実は私はソフトウェア・エンジニアとして20年以上のキャリアがあり、これまでソフトウェア・エンジニアの技能に対する好奇心や向上心によって自身を成長させ、この業界に生き残ってきました。

20周年を迎えて、さらに自身を非連続に成長させそうなものはないかと未知の領域を見渡したときに見つけたのが英語で、そこで次のように考えたのでした。

(今であればLLMも未知の領域の候補になりましたが、当時はこれほど盛り上がっていませんでした。)

  • 「シニアになった私でも、今から成長できるのか? やってみるしかない!」

  • 「英語力が身についたら、人生の可能性はどう広がるのか? やってみるしかない!」

そして、英語の環境であるオフショア開発チームのブリッジ・エンジニアという役割に挑戦したのでした。

目指す英語力

目指す英語力はCEFRのB2です。

CEFR (ヨーロッパ言語共通参照枠) は外国語の習熟度を測る国際基準で、B2は上から3番目、「中の上」にあたるレベルです。

ヨーロッパ言語共通参照枠 - Wikipedia

このレベルを目指す理由は、『エンジニア組織の英語化変革 EX』という書籍の内容を参考にしています。この書籍に「開発チームのすべてのコミュニケーションを英語化するにはB2が目安である。」、「英語のバックグラウンドがないフルタイムエンジニアでも約2年で全員がB2レベルに達しており十分に到達できる水準と考えています。」と書かれており、これは具体的 (Specific) 、達成可能 (Achievable) 、期限あり (Time bound) で、かつ2年という長さが自分にちょうどよいと感じました。

direct.gihyo.jp

また、初学者がCEFRのB2レベルの英語力を身につけるには、600時間の学習が必要なようです。

今年の学習成果

では、この1年の英語学習を振り返ります。

学習内容と時間

学習教材の約95%は、NHKの語学番組を活用しました。1回5〜15分という長さが継続しやすく、レベル別に番組が豊富なため、自分に合った教材が見つけやすいのが魅力です。

視聴している主な番組 *()はCEFRのレベルです

学習時間は合計で390時間でした。1日平均すると約1.1時間。主に夜22時以降、番組の視聴と教材のテキストで学習しました。

毎日やること、そしてやりすぎないことが私のおすすめです。

やる日とやらない日があると、やらない日の楽さを知っているのでやる日が少し辛く、よしやるぞと心を整えるまで時間がかかります。一方で毎日やる、つまりやるしかない!という状況にすると心を整える必要がありません。

あとは、やりすぎないこと、つまりがんばりすぎないことです。がんばると、短期なら気合いでなんとかなりますが長期は辛いです。

英語力の推移

成長を客観的に測るため、今年は定期的に Duolingo English Test を受験しました(受験費用をサポートしてくれる社内制度「エンジニア桜」に感謝!)。

productpr.timee.co.jp

今年のスコア推移

テスト日 認定スコア CEFR判定
2025年10月11日 95 B1
2025年7月20日 90 B1
2025年4月5日 85 B1
2025年2月10日 85 B1
2024年12月15日 85 B1

ご覧の通り、最初の3回はスコアが全く変わりませんでした。 「もう成長の余地がないのか?」「やり方が間違っているのか?」と不安に襲われることもありましたが、「英語学習の成長曲線はある日突然跳ね上がる」「英語は筋トレと同じだ、続けると必ず上達する」という先人の言葉を信じて継続しました。

その結果、4回目、5回目と連続でスコアが上昇しました。単なる幸運ではなく、着実に力がついていることを実感できた瞬間でした。

オフショア開発チームの成長

次に、私の英語力の成長がチームにもたらした変化を振り返ります。

大きな変化として、チームは1年前と比べて、より影響範囲が広く難易度の高いプロダクトゴールをまかされ、そしてやり遂げられるようになりました。

私の英語力と関連する要因は、もちろん情報伝達や意思疎通の質や量が向上したからかと思いますが、それに加えて私の気持ちも英語でも伝わるようになり、信頼関係を構築できたからだと思います。この変化によって積み上がった成果がPdMの信頼を獲得し、そしてより大きなプロダクトゴールをまかされることに繋がったのだと思います。

小さな変化は、エンジニアたちが私にビデオ通話をしてくれる機会が増えたことです。

私の英語力が上がったことで、私に対する彼らのコミュニケーションの負荷が下がったのだろうと思います、話したほうが早い的な。私のほうは英語での言語化に精一杯で発音も文法もひどいと思うのですが、それでも内容が伝わっているようでうれしいです。

最後に今後の抱負

現在の英語力はDuolingo English Testのスコアが95点で、CEFRのB1です。 このスコアがあと5点上がって100点になると、目標のCEFRのB2になります。 また、学習時間は去年から合計して606時間となり、こちらは目標の600時間を超えました。

ようやく、、、ここまできました。この調子であればおそらく最短で次回のテストで、最長でも半年以内に到達できるかと思います。

次回のテストは今年の年末の予定です。目標を達成して年を越したいところです。

認定スコア CEFR
155 ~ 160 C2
130 ~ 150 C1
100 ~ 125 B2 目標はここ
60 ~ 95 B1 いまここ
10 ~ 55 A1 ~ A2

一方で、自身の英語力が目標に近づいたことで、その英語力がどの程度かを知り、少し期待以下であることに気づきました。

「自分の英語力なんてまだまだだぞ、この程度で満足していいのか?」という気持ちです。 ということで、目標を達成した後も引き続き学習を続ける予定です。

もしかしたら、自分との戦いである点も筋トレと同じで終わりはないのかもしれません。。。笑

引き続き、オフショア開発チームと英語の両方をがんばってまいります!

ということで、以上が私の体験談でした。ご参考になればうれしいです。

2025年もお疲れ様でした!

最後に、タイミーでは一緒に働くメンバーを募集してます!ご興味があればぜひお話ししましょう!

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